タクシードライバーの仕事内容

スピードメーター

タクシードライバーの仕事

タクシードライバーは、その名前の通りタクシーの運転を行う職業のことを言います。
タクシーは緊急の移動手段や、観光地における移動手段などとして利用することができるもので、公共交通機関とは違いダイヤによる制約を受けないという特徴があります。
それでは、実際のタクシードライバーの仕事というのは、どのような内容となっているのでしょうか。

まずはタクシードライバーの仕事の勤務体制についてです。
タクシーというのは地域にもよりますが、ほとんど24時間365日、休まず運行が行われています。
もちろん、このすべてについて常に一人のドライバーが対応しなければらない体勢となっているわけではなく、時間帯によって交代制で仕事が行われていることになります。

タクシードライバーの勤務交代は、「日勤」「夜勤」「隔勤」の大きく3つの種類に分けることができます。
ひとりひとり違っている生活リズムなどにを合わせ、適切な勤務形態を持っているタクシー会社を選択することで、より自分の理想に近い働き方に近づけることができるでしょう。

まずは日勤についてです。
日勤は通常の仕事と同じく、朝から夕方までを勤務時間とする仕事の仕方となります。
一般的な規則正しい生活に近い生活リズムを維持することができるのが日勤のメリットということになるでしょう。

この時間帯の利用客は余り長距離移動のためにタクシーを利用することはなく、基本的に近距離移動のためのタクシー利用を行います。
そのため、日勤のタクシードライバーは短い区間の利用者を数多く乗せることによって利益を挙げることになります。

次に夜勤についてです。
夜勤は日勤のドライバーと交代で、夕方から翌朝までを仕事の時間帯とする勤務形態となります。
深夜以降については特にタクシーの利用者も少なくなるため、運転をしなければならない時間は日勤のタクシードライバーに比べると短めになります。

ただ、夜勤の際の利用客の中は、非常に長距離を移動するような人も少なくありません。
こういった人ことをタクシードライバー業界では「幽霊」と読んだりもします。
夜間勤務の場合、日中勤務に比べると給与の単価が高く設定されているため、効率の良い仕事がしたいという人に向いています。

最後に隔勤についてです。
こちらは、21時間までの範囲内で長時間勤務を行い、勤務の翌日については休日となる仕組みとなっています。
長時間の継続勤務となるため、慣れるまでは体が辛いことも少なくありませんが、隔日で休みが得られるようになっているのが特徴です。

1ヶ月に於ける仕事の日数は11日から13日程度と少なめになりますが、仕事時間でみた場合に短いわけではありません。
この隔勤はタクシードライバーの勤務形態の中でもポピュラーなものです。

隔勤の場合の勤務例

それでは、実際に隔勤のタクシードライバーの場合を例にとって、一日の流れがどのようになっているのかについて紹介します。
隔勤の場合、出勤の時間は6時となります。

まず出社をすると、最初にアルコールチェックが行なわれることになります。
前日に飲みすぎているなどしてアルコールが残っているとその日の勤務が行えなくなってしまうため、十分注意しなければなりません。
アルコールチェックの後は各自で自分のタクシーの整備状態の確認を行い、安全が確認できてから出発することになります。

諸々のチェックや点呼などを終え、タクシーが出庫することになるのは7時前頃となります。
この時間帯は通勤客も多い時間帯で、公共交通機関に乗れなかったなどの理由でタクシーを利用する場合も少なくありません。
通勤者を乗せるために、多くの場合駅や人通りの多い道などに移動することになります。

その後、昼まではそのまま勤務が継続されます。
昼になると昼食や休憩の時間となりますが、この休憩の取り方についてはそれぞれのドライバーに任せられています。
昼食後には再び勤務が再開されます。

通勤の時間帯が終わると、固定の利用者というのはあまりいなくなります。
そのため、その日その地域でどのようなイベントがあるのかなどを調べておき、事前にどこに行けば利用者が得られそうなのかを考えておく必要があります。
例えばライブイベント等がある場合には、その会場への移動に使用する交通機関などにフォーカスして配車します。

19時頃まではその調子で仕事が続けられることになります。
この時間になると再びの休憩と夕食の時間です、こちらについても、特に決まりがあるわけではなく、ドライバーが自由に休憩をすることになります。
この休憩が明けた後が、タクシードライバーにとってはとても仕事が多い時間帯となります。

会社終わりの人達が利用することが多くなります。
また、飲み会などの終わりで終電をのがしてしまった人達などもタクシーを利用することが多く、タクシードライバーにとっては書き入れ時です。

こうして、深夜の3時頃まで仕事が続き、会社にタクシーを戻すとその日の勤務が終了します。
この後、翌日は休みとなります。